シルバードフォーマーから始まる
オーディオ・ノートの音世界
オーディオ・ノートの音世界
1976年に銀巻線MC昇圧トランス「シルバードフォーマー」から、オーディオ・ノートの歴史は始まりました。
長年にわたり蓄積されたトランス作りのノウハウを生かし、新たなMCカートリッジ用昇圧トランスが誕生しました。
SFzの基幹技術を投入した本機は、微小な信号を扱う昇圧トランスとして最高のパフォーマンスを発揮するため、機械接点を最小限に抑えました。
純銀線の優れた音質を最大限に引きだすべく、極薄の特注パーマロイコア、二重シールド、二重フローティング構造など、細部の構造を再検討。
繊細なニュアンスと解き放たれるような躍動感を両立し、アナログ再生に新たな息吹を与えます。
特徴
- 純銀線多層巻構造により、上品な滑らかさと重厚な響きを実現
- 極薄の0.1mm厚パーマロイを積層した大型コアにより極めて低損失、低歪を実現
- パーマロイシールドケースおよび純銅ケースによる二重シールド構造
- 内部にゲル素材、脚部に特殊制振ゴムを用いる二重フローティング構造
- 純銅製シャーシにより開放的な音と高い剛性を実現
純銀線多層巻トランス
より洗練された多層巻線構造を採用し、2次側のターミネート抵抗なし(フォノアンプの入力抵抗47kΩでターミネート)で100kHzまで+1.5dBのピークに抑えています。
極薄パーマロイコア
慎重な手作業でのみ製造可能な、特注の0.1mm厚極薄パーマロイを積層した大型コアを使用しています。 渦電流損、ヒステリシス損を低く抑え、100kHzまでフラットなレスポンスを得ています。 また、広い断面積と短い磁路長をもつ形状のコアにより極めて低歪みの超低域を獲得しています。
接点の最適化
微小レベルの信号を扱うトランスとして、機械接点を最小限にしました。 本機はHigh/Lowの2種の1次インピーダンス専用端子を設けてあります。 1次側、2次側ともに、それぞれの端子には巻線から直接引き出し線を半田付けしています。
二重シールド、二重フローティング
丁寧に巻かれたトランスは、パーマロイシールドケースにエポキシ樹脂で封入し、さらに純銅ケースに納める二重シールド構造を採用しています。 トランス本体はゲル素材を介して純銅シャーシにマウントし、脚部には特殊制振ゴムを採用する二重メカニカルフローティング構造をとっています。
おもな仕様
| 基本構成 | MC 昇圧トランス |
|---|---|
| 型式 | SFz-E |
| 1次側インピーダンス | Low (1Ω~10Ωのカートリッジ向け), High (11Ω~40Ωのカートリッジ向け) ※接続できるカートリッジは1個のみです。 |
| 昇圧比 | 34dB(Low), 20dB(High) |
| 負荷インピーダンス | 47kΩ(推奨値) |
| 外形寸法(突起部含まず) | 126mm(W) 96mm(H) 179mm(D) |
| 重量 | 2.8kg |