鮮烈なる情熱と品格
真のカンタービレを体現する銘機
真のカンタービレを体現する銘機
創業から4N純銀線MCトランスやカートリッジ、ケーブルなどの製品を産み出してきたオーディオ・ノート。
しかしそれだけで満足することは出来ず、新しい管球アンプのための銀線出力トランスと銀箔コンデンサの自社製造に挑戦しました。
そして1989年、ついに大型出力管211を使ったパワーアンプの開発に成功し‘ONGAKU’と名付けられました。
どこまでも清明な気品をたたえる静寂、リズムは躍動しハーモニーは交歓する。
‘歌え、休符まで歌え’と言ったトスカニーニのカンタービレを追い求めONGAKUは磨かれ、更なる洗練へと進化していきます。
特徴
- 直線性に優れた真空管211の特徴を活かす2段直結増幅回路
- ダイレクトでクリアーな音質に潤いと品格を与えるオリジナル純銀線巻出力トランス
- 純銀配線材SSW(Silk Silver Wire)や純銀箔コンデンサを含む多種の自社部品を使用し、ひとつひとつ丁寧に手配線で製造
- 開放的な音を実現する純銅製メインシャーシ
各種オリジナルパーツ
銀線巻出力トランス
12kΩという高インピーダンスで良好な特性を持つトランスを実現するため、多層分割巻きの構造をとっています。 一品一品熟練した技術者の手作業により整列巻きされたトランスで、線材は当然すべてオリジナルの純銀線。 211の持つダイレクトでクリアーな音質に潤いと品格を与える重要なパーツです。
純銀箔コンデンサ
純銀箔を電極としたフィルムコンデンサーです。 箔の振動対策を施した構造を持ち、微弱信号から大信号まで音を濁すことがありません。 高品質維持のためにすべて社内で生産しています。
オリジナル配線材SSW
配線材にも純銀線を使用しています。 線材の不要な振動を押さえ、また塩化ビニールの外装と直接接触させないために天然の絹で線材を巻き付けその上に外装シースをかぶせた特殊構造です。
電源ケーブル
ACz-AVOCADOを標準付属。
※2012年7月より電源ケーブルをKSL-ACzからACz-AVOCADOへ変更しました。
おもな仕様
基本構成 | 211 シングル ステレオパワーアンプ |
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定格出力 | 27W + 27W @1kHz, 5% THD |
入力感度 | 369mV (27W出力時) |
ゲイン | 32dB |
周波数特性 | 10Hz ~ 21kHz (+0dB, -3dB @1W) |
入力 / インピーダンス | 4系統 (RCA, アンバランス) / 100kΩ |
出力端子 | スピーカ(8Ω), REC OUT 1系統 |
残留ノイズ | 1mV未満 |
真空管 | 211 x2, 6072 x2, 5687 x2, GZ34 x4 |
消費電力 | 270W |
外形寸法(突起部含まず) | 284mm(W) 240mm(H) 550mm(D) |
重量 | 34kg |